vol.96 近代絵画と骨董アンティーク展
所蔵品による企画展!第48弾
【 近代絵画と骨董アンティーク展 ― 梅原龍三郎、中川一政、山口薫、靉謳 他 ― 】
会期 9月3日(水)~9月28日(日)
近代絵画の中には、モチーフとして壺や器などの骨董品が登場することがあります。描かれた当時は骨董品扱いになっていたかどうかわかりませんが、例えば、東京国立近代美術館が所蔵する岸田劉生の「壺の上に林檎が乗って在る」は、古めかしい壺の注ぎ口のところに腐りかけたような林檎が一つ乗っていて一目見たら忘れられない作品です。
ほかにも三岸節子のインカの壺やアンダーソンの壺などを描いた作品など面白いものもありますが、総じて近代絵画と骨董品やアンティークは良く似合っていると思います。
本展では、骨董品やアンティークそのものをモチーフとした作品ではなく、「絵の近くに古いモノを置いてみたら風情のある景色になるのではないか」という観点から所蔵する近代絵画と骨董アンティークを並べてみました。
自身の審美眼から趣のある絵画と骨董アンティークの組み合わせをみつけてください。皆様のご来廊をお待ちしております。
*作品の一部を順次インスタグラムにアップしていきます(^^♪ @aoyamasatog
*Nagoya art news No.204(URL:http://artnews.jp)掲載中
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