vol.101 化け化け漂う絵画展
所蔵品による企画展!第53弾
【 化け化け漂う絵画展 ― 相笠昌義、風鈴丸、山田彊一、大津絵 他 ― 】
会期 2月1日(日)~2月23日(月)
NHKの朝ドラ「ばけばけ」ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と怪談好きの妻セツの物語が面白可笑しく描かれていて毎朝楽しみに観ています。子供の頃から怪談には怖いイメージしかなく苦手だったのですが、セツが語る怪談話に出てくる幽霊を哀れに思って涙したり、ハーンの感情移入が新鮮で怪談に対する見方が変わった気がします。
さて、絵画にも幽霊を描いたものや地獄絵図などがありますが、本展では不思議な世界観を醸し出している絵を化け化け漂う絵画としてご紹介します。
例えば相笠昌義の描く人は、都市の風景の中でポツンと一人独特な異彩を放っていてそこに人間味すら感じます。また、風鈴丸の木版画に登場する多くの女性は瞳を閉じていて不思議な空間で妄想にふけっているようで見ている人を夢の世界へ誘ってくれます。
ほかに化け化け感とユーモアがいっぱいの肉筆の大津絵やアフリカとオーストラリアの原住民が実際使っていた仮面も初展示します。
怖いイメージの怪談話も化け化け漂うアートも、じっくり鑑賞すればそれらの奥に隠された時代背景と人間の営みが見えてきます。皆様のご来廊をお待ちしております。
*作品の一部を順次インスタグラムにアップしていきます(^^♪ @aoyamasatog
*Nagoya art news No.207(URL:http://artnews.jp)掲載中
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