Vol.80 北川民次 展

所蔵品による企画展!第32弾

【 近代画壇のアウトサイダー 北川民次 展 】

会期 5月1日(水)~5月27日(月)

今年で生誕130年となる北川民次展を開催します。

青山・里ギャラリーでは2回目の北川民次展ですが、今回は、油彩画、水彩画、版画に加えて酒器や飾り皿などの陶芸作品も展示販売します。

民次の絵の中によく登場するのがバッタと海芋(かいう)、バッタは、自画像とも言われていますが、その眼差しは優しく体つきは堂々としていて力強いのが特徴です。海芋(かいう)は、カラーの日本名ですが、民次は平和の象徴のように好んで描いています。

また、母子像と労働者は、よく出てくるモチーフです。子を抱いた母子を微笑ましく描いたり、土まみれで働く人々に目を向けるという社会性のあるところにも民次の主張が見て取れます。

5月11日(土)、12日(日)には、瀬戸市に現存する北川民次アトリエ特別公開が行われます。また、名古屋市美術館では、6月29日(土)~9月8日(日)まで「特別展 生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ」が開催されます。URL:http://art-museum.city.nagoya.jp

民次の比類なき魅力を一足先にお届けいたしますので、この機会にぜひ足を運んでみてください。

青山・里ギャラリー

アンティークオルゴールを聴きながら居心地の良い時間を♡

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