気が付けば、早６月です！昨今は６月まで待てなくなった衣替えですが、ギャラリー展示品は日々衣替えをしております。その中でもこの季節にぴったりの気分を爽やかにしてくれる、「レイモン・ペイネ」と「横田海（ﾖｺﾀｶｲ）」の作品をご紹介いたします。

レイモン・ペイネはフランスのイラストレーターであり漫画家で、日本では軽井沢にペイネ美術館があります。作風はメルヘンチックで愛らしい中に鋭い風刺とエロチックさも見え隠れしています。展示品はマットなブルーの額装が、絵ととてもマッチしているリトグラフ作品です。

６月２日のローズの日に因んで、横田海のバラの油絵を展示いたしました。無駄なく構成された画面とそこに刻まれる潔い線、力強さと繊細さを合わせ持つ心地よい緊張感、クールな色合いが素敵な作品です。また、場所を選ばないちょうど良い大きさ（６号）です。両作品を含めて、ぜひご来廊下さいませ。

2017.06