Vol.41 2020年アートの幕開け🎍

昨年は、ニュースや新聞紙上でAI(人口知能)が話題になりましたが、美術の世界でもAIが創造する斬新なアートが話題になりました。

AIに物故作家の絵画を学ばせて絵を描かせたり、実物の自動車やおもちゃの写真から絵を学習したAIが車のオブジェを制作したり、サンゴの画像を学ばせて彫刻を創らせたり、AI画家に似顔絵を描かせたりと、AIを使って創造するアートは機械的なモノしか作れないと思いがちなAIのイメージを一新しています。

これらAIが創り出すアートは独創的で優れた芸術作品と思いますが、やはり、私は人間が創り出すモノの方が何か人間味があって身近に感じるのです。

常滑焼急須の人間国宝 三代山田常山の作品を観たことがありますが、急須はまるで自然界のモノのようだったのを覚えています。

その山田常山は「手本は自然界にたくさんある。リンゴもミカンも、その造形は美しいから」と言っているように、自然にあるものをお手本にして急須の造形美を追求しました。

アートは人間が創り出すモノの中でもっとも自然に近いモノと思います。枠から絵具がはみ出したりするところに人間臭さを感じる私には、アート作品の向こう側に作家が見えた方がいいように思えてなりません。

ギャラリーでは展示替えをしながら【銅版画の世界展】を開催中です!

気が付くと銅版画と対比するためのリトグラフ作品が増えたような気もしますが、銅版画は、紙面にプレスの跡が残っていて、作者の息遣いや温もりが伝わってくるような気がします。

新年は5日より開廊しております。今年もよろしくお願いいたします。

青山・里ギャラリー

アンティークオルゴールを聴きながら居心地の良い時間を♡

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