vol.110 絵にみるカタチ 展

所蔵品による企画展!第61弾

【 絵にみるカタチ展 ― 島田章三、笠井誠一 他 ― 】 

会期 10月4日(日)~10月25日(日)

日常風景と人物のカタチを簡潔に表現した島田章三、花、果物、ポットなど身近なものを

シンプルな線と単純化されたフォルムで描いた笠井誠一、二人の作家の詩情豊かな作品に癒やされた人はたくさんいると思います。

私が検診で訪れた病院の待合室には笠井誠一の版画「花と水差し」が掛けられていました。落ち着いた画面構成と爽やかな色彩で描かれた絵は、検査前の一抹の不安を和らげてくれました。 

気分転換に好きな音楽を聴くように、絵画を鑑賞することも気持ちが和らぎ健康長寿につながることになるようです。日本でも絵画などアートの力で医療や介護を変えようという取り組みが始まっています。

香川県の四国こどもとおとなの医療センターでは、入院生活でふさぎ込みがちな気分を和らげようと病院スタッフが病室やロビーに絵を描いたり展示したりして治療効果を上げています。また、金沢市立病院の待合ロビーは、年に一度3日間だけ美術館に大変身します。病院スタッフと近郊の美大生の手で展示会場が作られたホスピタルギャラリーは、年々評判を呼び多くの人が訪れています。

そして、アート作品がいっぱいの海外の病院では、入院日数が短くなったり、鎮痛剤の使用量が4割近く減少したりと、認知症の症状が改善されるといったデータも出ています。まさに病は気から、アートには不思議な力があります。

絵にみるカタチ展では、笠井誠一と島田章三という二人の物故作家に焦点をあて、描かれた線やカタチ、色彩から癒やされる絵の世界を味わっていただければ幸いです。皆様のご来廊をお待ちしています。

 

*作品の一部を順次インスタグラムにアップしていきます(^^♪ @aoyamasatog

*Nagoya art news No.211(URL:http://artnews.jp)掲載中

青山・里ギャラリー

アンティークオルゴールを聴きながら居心地の良い時間を♡

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