vol.85 女流画家コレクション展

所蔵品による企画展!第37弾
【 女流画家コレクション展 ― マリーローランサン・ニコルボッテ・栗原喜依子・遠藤彰子 他― 】会期 10月2日(水)~10月28日(月)
 
女流画家の作品は、所蔵品の中のわずか1割と少なく、これまでにマリーローランサンやフジコヘミング、南 桂子などの作品を展示してきました。
 
今回、初展示となる栗原喜依子は裸婦を描く画家と思っていましたが、画集を見ていたら20代には抽象画、30代では外国の風景画を描いていたことを知りました。残念なことに抽象画や風景画を観たことはありませんが、細い線と淡い色調で描かれた栗原の清楚な女性像とはかなり違った画風であったように推察します。

栗原自身、裸婦を描いているときは自分の感情がストレートに出て来るかも知れないと言っているように、裸婦は自分自身の心の自画像になっているようです。
確かに女性が描く絵画には、女性ならではの感性が投影されているように思います。

長い猛暑の夏が終わり少しずつ秋の気配を感じるようになってきた今日この頃、希少な女流画家作品との対話をお楽しみください。皆様のご来廊をお待ちしております。

青山・里ギャラリー

アンティークオルゴールを聴きながら居心地の良い時間を♡

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